大手生保の保険を削って保険料減額

複数の保険を比較して減額 保険料の節約

大手生保の保険を削って保険料減額

大手生保の保険を削って保険料減額!と書いてしまうと、大手生保の商品は高いので止めましょうということになります。
ですがそうではなく、大手生保商品をばっさり切り捨てても損するので、格安生保商品と組合わせる方向で見直してみましょう、という内容です。

なんか凄い保障をしてくれる保険があります

大手の保険でよくある商品は「総合保障保険」という「定期保険特約付終身保険」つまり少額の終身保険に定期保険の特約を付けた、ペットネームを付きの保険です。
たとえばある人が社会人3年目(25歳)で加入した保険の内容が
●万が一の時は4,000万円の保障
●医療保障付き
●保障は死ぬまで続く
●保険料は60歳まで支払って頂ければ以後の保険料は不要
●月額保険料は19,000円
みたいな凄い保障で、凄いお買い得な印象を受けます。

凄い保険の驚愕の中身

その凄い保険の内容を羅列すると、例えば
■一生続く終身保険が保険金200万円
●55歳まで保障の、定期保険が3,000万円
●55歳まで保障の、病気死亡以外だけに使える死亡保険が800万円
●55歳まで保障の、入院日額5,000円の医療保険
一契約でいろいろな保障をしてくれて、生涯保障が続く凄い保険だと思ったら、少額の終身保険一契約と、55歳で終わる三種類の特約三本の集合体だったりします。

一生続かないのは

万が一の5,000万円の保障と医療保障が一生続くと思っていたら、それは55歳までの話で、それ以後は200万円の死亡保障だけになるのです。
まぁ、確かに
●5,000万円の保障が一生続くとは言っていない
●医療保障が一生続くとも言っていない
ので、ウソを付いているとは言えません。
総合保障保険と言われると、定期保険や終身保険とは別のお得で保障の厚い保険と勘違いしてしまいそうですが、よく見るとよくある保険を組み合わせてセット販売しただけなんです。

最大の問題

こういう、ぱっと見凄い保障の保険は、死んだら五千万円も出るような保障も医療保障もあるゴージャスな内容なのに安めの保険料が、15年後の40歳になると、月額4万円を超える保険料になったりします。
これは、凄い保険の中の定期保険部分が40歳で更新されて、40歳の死亡率に見合った保険料に更新されるからなのです。

今の保障内容を確認してから減額しましょう

先にちらっと書きましたが、このような総合保障保険は15年毎か10年毎に「更新」という保険料の値上げが来ます。
その理由は
■終身保険部分については掛け捨ててはないので、保険料が上がらない。
●定期保険・病気以外の死亡保険・医療保険は10年または15年の掛け捨て(特約)なので、更新時の年齢に見合う保険料に更改することで保障が続けられる。
という、保険の仕組み上の宿命がある為です。

忘れてた!では済みません

更新?そんな話は聞いていないよ!?と言いたくなる気持ちはわかります。
多分、契約時に話を聞いていると思うのですが忘れているのだと思います。さらに言えば●の三種類の保障は60歳までしか続かないことも説明済みと思いますが、忘れるものなんです。

恐らく生命保険会社の社員さんもこれらの不利な情報は、さらっとしか言わないし、言ったとしても
・若い内は保険料が安くてお得
・年相応に保険料が上がる方法は保険料総額的に見てお得
・将来、今より稼ぎが低いなんてありえないですよね?
的なセールストークをかぶせているのではないでしょうか。

保障内容的にもイマイチ

少々話はずれましたが、保障内容をよく見てみましょう。
△終身保険の保険料を60歳まで支払えば以後の持ち出しが無いのは納得。
×定期保険が60歳までなのは納得できるが更新は納得できない。
×病気以外の死亡保障って何?死因のほとんどが病死なのに保険として役に立つとは思えない。
(この保障は、死亡保障を安く大きく見せかけるためによく使われると言われます。)
×医療保険が60歳までなんてウソでしょ?老後どうすればいいの?
ざっとこんな感じでしょうか。

転換を勧められたら現在価値を聞きましょう

例えば25歳でこの総合保険に加入して、40歳目前の時にで保険料が2倍になることを知り、慌てて保険会社の営業職を呼んで相談すると、多くは「転換」を勧められます。
転換とは、今まで加入していた保険を下取りに出して新型の保険契約に乗り換えることで、下取りがある分、通常の保険料より安く出来るメリットがあります。
ですがこれはお勧めできません。
なぜなら
終身保険はお金が残る保険ですが、他の三種類の保険は「特約」という「掛け捨て」なので、お金は残っていないかほんの僅かな金額です。
恐らく多くの保険の営業職は「今まで14年間積み立ててきたお金が勿体ないので下取りが良いですよ」とか、
「毎月2万円x12ヶ月x14年半=348万円が勿体ないです」
みたいなセールストークをしてくると思うのですが、四種の保険「それぞれ」が「いくらずつ」残っているか聞いてください。
多分嫌な意味で驚くでしょう。

保険会社に貢ぎたくない

つまり、保険を下取りに出したとしても大して保険料が安くなることも無く、そんなにメリットが無いのが転換なのです。
ですが、二つほど転換のメリットはあります。
1.転換も新規販売と扱われるので生保営業職の成績になる
2.15年前より金利の低い現在の保険に加入させることで、保険会社の将来の経費が浮く。
こんな感じです。

更新で値上がる特約だけを変える!

でも、転換してまで生保会社に貢献するほどお金に余裕がありません。
ということで、考えとしては
■終身保険はお金が貯まっている→このまま保険を続けたい
●その他の三種類の特約は更新だし医療保障は60歳で終了→今すぐ止めて新しくしたい
→それ、やっちゃいましょう!

確かに終身保険は、25歳当時の安い保険料(月額3,000円と判明)が60歳まで続くことも勿体ないので、このまま続けましょう。
ですが、他の三種類は所詮掛け捨てなのでばっさり新しく出来ます、格安生保商品に新規加入しましょう。

複数社を組み合わせて減額

3種類の掛け捨て保険の代わりになり、通販系の定期保険・収入保障保険・終身医療保険を検討します。
A社定期保険
死亡保険金3,000万円・保障期間60歳満了・非喫煙優良体→月額保険料約6,500円
B社収入保障保険
年金月額15万円・保障期間60歳満了・支払保証期間5年→月額保険料約4,400円
C社終身医療保険
入院日額10,000円・保障期間 終身・保険料支払期間60歳まで→月額保険料約6,900円

ちょっと余談。収入保障保険とは

収入保障保険は高額の死亡保険金を一括払いする定期保険とは真逆の、契約時に設定した一定額の「年金」を、保険期間が終わるまで毎月保険会社が支払ってくれる保険です。
例えばこの男性が40歳で他界した場合、60歳の保障期間終了まで20年なので、年金月額15万円x12ヶ月x20年=3,600万円の受取り年金総額になります。
同様に、50歳で他界した場合は総額1,800万円になります。
59歳で他界した場合は総額180万円ですが、支払保証期間5年という、56歳から60歳の死亡について5年分の保障が付いているので、この期間の死亡は15万円x12ヶ月x5年分=900万円の年金総額になります。

保障を厚くして保険料半額!?

見直し後の月額保険料は

大手の終身保険:約3,000円
A社定期保険:約6,500円
B社収入保障保険:約4,400円
C社終身医療保険:約6,900円
合計約20,800円
です。
あと数ヶ月で月額保険料が4万円台になるところでしたが、
最大4,000万円だった死亡保障は最大で6,800万円、医療保険は60歳までだったのが終身保障にグレードアップが出来て2万円少々の保険料を実現出来ました。
単純に20,800÷40,000=0.52なので、約48%も保険料を減額できました。

このプランは60歳を過ぎると死亡保障が200万円なるので、老後の貯蓄も兼ねて保障を増額するのであれば、死亡保険金300万円で60歳払済月額保険料約10,000円または65歳払済で約9,000円のC社終身保険に加入するのも良いでしょう。

もしあなたが保険の見直しを考えるのなら

この例は「複数社の保険を組み合わせて保障の強化と保険料の減額を図る」手法ですが、生保会社の営業職は自社商品の説明と販売だけが許されているので、他社商品は扱えません。
FPのお兄さん

保険無料相談のFP(ファイナンシャルプランナー)なら、このような保険の組み合わせが可能です。
各ご家庭や各個人で加入している保険が違いますので、上記の例のようになるとは限りませんが、保険の見直しを検討するのであれば、FPが来てくれる保険コネクトに相談してみると良いと思います。